【子育て】自己肯定感がある子と、自己否定感がある子の違いとは?

こんにちは。

自分軸を目覚めさせるカウンセラーの川上弘子です。

跳び箱を失敗しても何回もチャレンジしているお子様の動画を見たことがありますか?

なんと心が強い子どもだろうと思いました。

失敗してもチャレンジできるの自己肯定感が強い子どもでしょう。

一方で、一回失敗するとあきらめてしまう子どももいます。

怖い、できない、また失敗したら恥ずかしい、笑われたくない・・・

このような子どもは自己否定感が強い子と言えます。

ではチャレンジできる子とできない子の差は何でしょうか?

自己肯定感がある子と自己否定感がある子の差は何でしょうか?

その差は親の接し方や言葉のかけ方によって決まると言っても過言ではありません。

あなたは子どもに失敗させたくなくて子どもが行動する前に先回りをすることはありませんか?

または失敗してしまった時に「ほら、だから言ったでしょ!」と言っていませんか?

親になると、我が子の行動につい口を出してしまう事ありますよね。

でも・・・

口を出して失敗をさせないようにするより

失敗してもありのままを受け止めてあげることの方が

自己肯定感は育まれるのです!

なぜならあなたが口を出したり先回りをして失敗を回避することは

子どもに自己否定感を植えつけることになってしまうからです。

失敗しなかったのにどうして自己否定になるの?と思いますよね。

では子どもに自己否定感が根付いてしまう流れをみてみましょう。

例えば

「ゲームより先に宿題しないと寝てしまうわよ!」

「塾に行った方が勉強わかるんじゃない?あなたにあう塾を探してあげるわ!」

と親が先回りをしていると子どもは自分で考えないようになります。

親の言う通りにしなかった時に

「ほら、だから言ったじゃない!」という言葉を言われるとやる気が失せてしまいます。

あなたは危なっかしい我が子を見ていられなくてつい先回りをしてしまうのですが

これはあなたの自己満足になっていることに気づいていますか?

「テストの点が悪いとお母さんに叱られる(=嫌われる)」

「お母さんの言う通りに塾に行っといたら怒られない(=嫌われない)」

子どもが失敗は悪い事と思うのは、過去に失敗した事によって親に叱られたり悲しがられたりした経験があるからです。

失敗は許されないことと思ってしまっています。

そして自分がやりたいことにチャレンジしようという気持ちがなくなっていきます。

もしくはやりたいことがわからない子どもになってしまいます。

自分に自信がなくなり「どうせ自分なんか・・・」と思ってしまいます。

これが自己否定感です。

あなたは子どもにこんな思いをさせるために先回りをしたわけではないはずですよね。

そもそも失敗ってそんなに悪い事なのでしょうか?

そして失敗する我が子はダメなのでしょうか?

失敗から学ぶことの方が多いと思いませんか?

失敗しないで成長はあり得ないと思いませんか?

それならば子どもはどうやったら失敗は悪い事と思わないようになるのでしょうか?

失敗してもまたチャレンジしようという強い心を持てるようになるのでしょうか?

子どもが考えて行動した結果が成功でも失敗でも、あなたはまるごと受け止めてあげればいいのです。

失敗しても自分のことを受け止めてくれるお母さんがいれば

子どもにとってどんなに安心できることでしょう!

安心することで「今回は失敗したけど、今度はできるかも!」と思えるようになります。

子どもにとって結果が成功でも失敗でも、やってみることが貴重な経験です。

親が先回りをすることは子どもが経験できるチャンスを奪うことになっているのです。

成功も失敗も含めて小さな経験の積み重ねが子どもの心の栄養になっていきます。

そうやって栄養をとって心を強くしていくことが自己肯定感を高めることになります。

その土台となるのがあなたがいる家庭です。

今からでも遅くありません。

100回失敗しても101回目で成功できるぐらいの感覚で見守ってあげてください。

望まない結果が出ても決して責めたりしないで受け止めてあげてください。

≪まとめ≫

子育てにおいて先回りは禁物、それは親の自己満足でしかありません。

子どもには自己否定感を植えつけるだけです。

成功しても失敗してもありのままの我が子を受け止めてあげてください!自己肯定感は親が子どもと一緒にいる間に築くことができる生きるための大切な力です。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。