こんにちは。
自分軸を目覚めさせるカウンセラーの川上弘子です。
「親しき仲にも礼儀あり!」
“Good fences make good neighbors.”
このことわざは日本だけではなく英語でも存在します。
世界中の人間関係において通用するということですね。
親しき仲とは・・・
友人、親戚、仕事関係の人、近所の人、恋愛関係の人
そして大切なあなたの家族もです。
家族なのに?
家族だからこそしっかりと距離感を保つことが必要です!
一緒に生活をしている家族のことは気になるし心配もします。
いつの間にか自分と相手の境目がわからなくなり
相手があなたの心に侵入してきたり、相手の心にグイグイ入っていたり・・・
そのせいで不満や不安が生じてしまうものです。
家族を大切に思うことと距離を近づき過ぎることは別です。
心の距離を意識しておかなければ家族関係が崩れてしまいます。
ここで家族間での2種類の近づき過ぎNG距離感を紹介しますね。
まずは1つ目のNG距離感。
「やってもらって当然」「わかってもらって当然」
こんなふうに思っていませんか?
これは近づき過ぎ距離感です。
「なんでやってくれないの?」「なんでわかってくれないの?」
不満へとつながってしまいます。
家族だとつい甘えが出てしまって
言葉をはしょって言ったり
言葉遣いが乱暴になったり
自分の説明不足を棚に上げて
「全部言わなくてもわかるでしょ!」
会社の人や友人相手だったら
きちんと説明して話をするのに
家族相手になると言葉の数が減っていませんか?
本当は会社の人や友人よりも大切な家族なのに
プンプンモードに入ったりひどい時は無視をしてしまうことありませんか?
心の距離が近づき過ぎてぎくしゃくしてしまうのです。
2つ目のNG距離感。
「いつもより元気がないわ・・・」
「なんか怒っているのかな?」
「何か嫌な事があったのかな?」
家族だから小さな異変に気づくことがあります。
もちろん体調が悪くて元気がない時は
声を掛けてあげる事が必要になりますが・・・
体調が悪いようではないな・・・
機嫌が悪いかな・・・と感じて
必要以上に相手の顔色をうかがって心配していると
あなたの中に不安が溜まってしまうことありませんか?
これも相手の心に近づき過ぎ距離感です。
何が原因かわからないのに不安になっていると
あなたにストレスがたまるだけです。
相手が話し出すまでそっとしてあげることも大事です。
このように
家族と言えども距離を縮めすぎると不満や不安が生まれてしまいます。
家族という存在は
どんな状況であろうと家族なのです。
安心できる場所が家庭なのです。
家庭内でそれぞれの距離感を保つことで
もっと安心できる場所を作ることができるようになるのです。
注意:距離が離れすぎは寂しくなるので適度な距離感を探してみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。