こんにちは。
自分軸を目覚めさせるカウンセラーの川上弘子です。
こんなことを考えたくもないけれど・・・
別れは必ず来てしまいます。
もしかすると皆さんの中には
既に大切な人を失ってしまわれた方もいらっしゃるかもしれませんね。
私は2021年12月に主人を失いました。
同年10月に還暦を迎えて、2か月後に逝ってしまいました。
大切な方との思い出があるから辛い・・・
明日があると信じていたから辛い・・・
大切な人がこの地球上からいなくなることなんて信じたくなかった・・・
何もかもが灰色に見えて
自分が息をしていることが辛くて
これから先、どうやって生きていけるのか?
未来は真っ暗だった・・・
私の主人は難病と診断されてわずか1年で亡くなりました。
体に異変を感じるようになって診断されるまで5年かかりました。
原因不明の体調不良、睡眠障害・・・
そして失神を起こす事が増えてきました。
同じ難病を患っている方の情報を集めてはみたものの
それを主人に見せることができませんでした。
誰よりも主人が一番不安だったはず・・・
歩くことが困難になってきている
食べることが大好きだったけど食欲が落ちてきている
文字が書けなくなってきている
できなくなることが増えてくる・・・
そんな中でも私に感情をぶつけることなく
いつも通りにふるまおうとしていました。
仕事に行って、好きな映画を観た帰りに倒れてしまいました。
心肺停止状態で救急車で運ばれたらしく・・・
そのまま帰ってこなくなりました。
難病と診断されてから、こんな日が来るんだろうと
頭ではわかっていたつもりでしたが・・・あまりにも突然の別れでした。
もう二度と帰って来ない現実を突きつけられると
一人で立つことができず、洗濯物を入れながらベランダで崩れて大泣きしました。
家にある何を見ても主人を思い出し
いつも座っていた場所、いつも観ていたテレビ番組
全てから命が消えてしまったように感じました。
私は主人を失うことの恐怖をわかっていなかったのです。
私のことを理解してくれていた主人
私が苦しい時に支えてくれた主人
彼を失ってどうやって生きていけばいいんだろう?
主人が亡くなって子ども達も日常を取り戻す頃から主人に宛てて手紙を書きました。
その日に思い出したことを
伝えれていなかったことを
主人の生き様を
私のペースで振り返ることを繰り返しました。
主人は私に何を伝えたかったのか?
手紙を書きながら考えました。
主人が言いたかったこと、私に伝えたかったことを書き出していると
少しずつ私の生活に色が戻ってき始めました。
主人が残してくれたもの・・・
形はないけれど確かに私の中にそれがあることがわかりだした時
やっと動こうと思えるようになりました。
それぞれの人にはその人が生きた人生があります。
残された人が大切な人の人生をしっかりと受け止める事ができた時
一歩が出るような気がしました。
無理に忘れなくていい!
無理に元気に振舞わなくていい!
大切な人と向き合う時間を持ってください。
やっと主人のことをブログに書けるようになりました。
これからも伝えれることがあれば書いていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。