こんにちは。
自分軸を目覚めさせるカウンセラーの川上弘子です。
大切な人を失った方が
その方の命日や記念日の近くになると
体調を崩したり落ち込んだり
または亡くなった方が患っていた箇所に痛みを感じたりすることがあるようです。
そんな反応を記念日症候群と呼ぶそうです。
無理に元気に振舞わなくていいんだよ。
ちょうど主人が旅立ってから3年が経ちます。
12月は苦手な月になっています・・・・
私も毎年命日の近くになると、落ち込んだり体調を崩したりする反応が出ています。
後悔の渦
主人が倒れた時にそばにいなかったこと・・・・
どうしてあの日、私は迎えに行かなかったのか・・・・
高齢の主人のお母さん(義母)からも
「あなたは何をしていたの!なぜ一人にしたの!」と責められました。
義母に言われなくても
主人が倒れてからずっと自分を責め続けていました。
主人は心肺停止で救急搬送されました。
そして心臓を薬や機械を使って動かしてもらいましたが意識が戻ることはなく4日後に亡くなりました。
もう二度と話ができない・・・・
もうこの家に帰って来ない・・・・
一緒にご飯を食べることがもうできない・・・・
なぜ迎えに行かなかったのか?
後悔しても・・・会えない現実が変わることはない。
彼の言葉
主人が亡くなった後、数か月の間はどんなふうに生活していたか思い出せない。
ただただ生きているだけの日々。
主人がいないことを頭では理解していても心では受け止めることができていなかったんだと思います。
「このままでは私はダメだ・・・・」
主人への想いを紙に書くことで自分の心の整理をし始めました。
彼が生前、私に言っていた言葉・・・・
「自分で決めたことを後悔しないように」
その言葉を思い出した時、グサッと心に刺さることを思い出したのです。
主人が倒れた日、彼は楽しみにしていた映画がやっと観れると喜んで映画館に行ったのです。
「私は迎えに行かないから、気を付けて帰ってきてね」私が最後に主人に言った言葉でした。
そうです、私は迎えに行かないと決めていたのです。
そして彼は映画を観たことを後悔していないんだ、
自分のやりたいことを最後にできたんだと思えるようになりました。
彼の生き様を受け入れることができた気がしました。
少しずつ・・・
彼と過ごした35年を振り返る事を始めることができるようになってきました。
決して楽しい事ばかりではなかった結婚生活。
要所要所で主人に言われたことを思い出したり、子ども達と笑いながら主人の思い出話をすることで、自分自身の未来を考えることができるようになりました。
無理に元気にならなくていいんだ・・・・
ただ、今私が生きてカウンセラーとして活動をしているのは、主人とともに歩んできたことが大きく力になっているんだ!
そう思うようになれました。
12月が近づくと、寒いあの夜を思い出して当然なんだ!
無理に元気に振舞うことなんてしないでいい!
大切な人だったから喪失感を感じて当然のこと
無理して元気にならなくていいんだ
3回目の12月も体調を崩したけど、これが私なんだからこれでいいんだ!
ただ今年の12月は、去年よりは少し自分を大事に思える12月になったと感じました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。