こんにちは。
自分軸を目覚めさせるカウンセラーの川上弘子です。
あなたは自分を誰に認めてもらいたいですか?
ご主人?会社の上司?友達?
自分の親からありのままの自分を認めてもらえていたら安心できたと感じますよね。
誰かに認めてほしい
私自身が自分と向き合った時に
私は父親に認めてほしかったんだと気づきました。
昭和初期生まれの厳しい父でした。
幼いころから厳しく育てられてきました。
褒めてもらったことや、応援してもらったこと、大丈夫か?と心配してもらった記憶がありません。
もちろん、認めてもらったこともありません。
認めてもらおう、褒めてもらおうと一所懸命にいい子になろうと頑張っていました。
でもいくら頑張っても父はわが子を褒めることができない人だったのです。
「頑張れ~」って声に出して応援する人ではなかったのです。
私が成長すると共にそれが分かってきましたが、父の心の中までは理解することはできませんでした。
愛されていない?
自分は親から愛されていないんだと感じてしまうようになりました。
友達のお父さんは笑顔で優しそう。
お休みの日は家族でお出かけをしている。
でも私のお父さんは商売をしていてお休みの日はないし、ニコニコしている顔を見たことがなかった・・・・
思ったことを言うとお父さんは
「子どものくせに口ごたえするな!」と怖い顔で言ってたことしか覚えてなくて・・・・
そんな私は親からは愛されていないと感じるようになっていったのです。
そして・・気づいたこと
父は数年前に他界しました。
ずっと父のことは避けていました。
思い出すことも辛いことばかりでした。
しかし、私自身がカウンセリングを受けて気づいたことがあります。
生き辛くて、苦しくて、いくらがんばっても誰からも認められていないと感じていた私は、実は父への感情に蓋をしていたことが原因だったとわかったのです。
過去のトラウマと言われるものです。
その過去を癒していくうちに本当に私が求めていたことが出てきました。
父に認めてもらいたかったんだ!
ずっと父のことを避けてきた自分でした。
心を閉ざしていた私は父からのメッセージすらも気づくことができていなかったこともわかりました。
結婚して子育てをして必死で自分の家庭を守ろうと頑張っていた私に、父がポツリと言った言葉がありました。
「お前にとって苦しいこともそれはいい勉強になっているんだな」
「お父さんはお前を信じているよ」
こんな温かいメッセージを言ってくれていたのに、当時の私は素直に受け取らずに「勝手なことを言ってるわ」と素通りしたのです。
しかし、カウンセリングを受けている時にふいにその言葉を思い出したら・・・・
私は父に認めてもらいたかったんだ!という感情が湧いてきました。
そして父は私を認めてくれていたこともわかりました。
私が心の感情に蓋をしていたため
自分の感情に気づくことができなかったこと
そして父の本当の気持ちにも気づこうとしていなかったこと
更にその父はもう居ない・・・・
本当に父に伝えたかったことを伝えることができていなかった・・・・
父に本当に言いたかったことは・・・・
ありがとう!だったと思えるようになりました。
父への感謝へ辿り着く前に父は他界してしまいました。
父への恨みつらみで寄り付かなかった私ですが、今は感謝の気持ちを持てていることで父も私も救われた気になっています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。