こんにちは。
自分軸を目覚めさせるカウンセラーの川上弘子です。
私は3人の子どもを育てた経験がある言わばベテランママ・・・
なんて書いてますが・・・
振り返ってみるとそれは決して褒められた子育てではなかったと思っています。
それは、言ってはいけないワードを連発していたからです。
何だと思いますか?
言ってはいけないワードって・・・
それは「なんで?」「どうして?」という言葉です。
「だめじゃない!」
「困った子ね・・・」
「お母さんはそんな子を産んだ覚えはないわ!」
これらの言葉は言ってはいけないワードだとわかっていたのですが
「なんで?」という問いかけもダメだったと今は思います。
その言葉は「どうしてそんなことをしたの?」とか
「どうしてそんな結果になったの?」と子どもの考えを聞こうと
歩みよっているかのようですが・・・
言われた子どもの方からしたら・・・
責められている感覚に陥ってしまう言葉だったのです。
子どもの中では罪悪感を感じてしまっているのです。
親子という関係性では親が強くて子は弱い場合がほとんどです。
その親子の関係性で
「どうしてこうなったの?」
「なんでこんなことしたの?」という問いかけは
子どもからすると「お母さんは怒っている・・・」と
感じてしまう言葉だと思いませんか?
子どもの自己肯定感というのは
こんな言葉かけで育たなくなってしまうものです。
お母さんは何気なく言った「なんで?」という言葉が
子どもの心に不安を発生させる言葉になっているのです。
どんな失敗であろうと
どんな結果になろうと
「なんでこうなったの?」という言葉は発しないでください。
「お母さんに怒られるから、もう自分では何もしたくない!」
子どもの心の声は発することなく心に染みついていきます。
もし学校の先生やお父さんが「なんでこんなことしたんだ?」って怒っていたら
尚の事、お母さんはその言葉を言わないで
子どもを受け止めてあげてください。
それは過保護や甘やかしではありません!
もしも
子どもが万引きをしてしまった
友達にいじめをしていた
など親として受け入れがたい事実があった時・・・
「なんでそんなことしたの?」と言う前に
何があってもお母さんはあなたを受け止めるから安心していいよと
子どもに寄り添えているかをお母さん自身が考えてみてください。
悪い事をしてしまったと子ども自身がわかっている
お母さんに聞いてほしいと思える親子関係を築いていけるように
常々から「なんで?」という言葉を使わないようにしてくださいね。
子どもの自己肯定感を何気ない大人の言葉で削いでしまわないように。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。