こんにちは。
自分軸を目覚めさせるカウンセラーの川上弘子です。
人にはそれぞれの価値観があり、正義の捉え方も違います。
正しいことって世の中共通だと思っていませんか?
実は人によって正しいことの基準が違うのです。
あなたにとっては正義だと思っていることも他者にとっては不義であることもある!
どちらが正しいのか?が重要ではなく基準が違うことを理解することが重要!
私がかつて働いていた会社で、ある企画を提案したことがありました。
その企画は私の部署としては会社が利益を上げるためのイベントの企画。
しかしその企画を真っ向から反対する男性の店長がいました。
彼は現場ならではの理由を並べて私の企画を否定しました。
でも私はイベントの企画を没にする事は一切考えていませんでした。
なぜならその企画は私の部署が様々なリスクも検討したうえで作った企画だからです。
その日はお互い譲歩できず企画を持ち帰ることになりました。
「あんな言い方で反対しなくていいのに!」
「同じ会社なのになんで協力的な姿勢じゃないの?」
「お客様が喜ぶと思ったしお店の利益にもなるのに!」
悔しさと腹立たしさを抱えつつ帰り道、車を運転していました。
ラジオから〝sekainoowari“の「ドラゴンナイト」が流れてきて
いきなりこんな歌詞が聞こえてきたのです。
♫ 人はそれぞれ「正義」があって、争いあうのは仕方ないないのかもしれない。
だけど僕の嫌いな彼も彼なりの「理由」があると思うんだ・・・ ♫
ラジオは私の気持ちがわかるの?
私は自分の部署の正義を持っていたし、店長はお店の責任者としても正義があったんだ。
自分の正義だけを押し付けていたことをラジオが教えてくれた・・・
(正確にはsekainoowariさんの楽曲が教えてくれたんですけど)
心の中にあった悔しさや怒りは流れていきました。
すぐにお店の店長に電話をかけて再度打ち合わせのアポをとりました。
自分の正義だけしか見えていない時
相手の正義を見ようとできなくなってしまいます。
自分の正義が他の人にも共通の正義ではないこと
いろんな側面を見て判断できるようになれたら
悔しいとか怒りという感情は発生することが少なくなるんでしょうね。
「常識」「当たり前」「普通」という抽象的な言葉も人それぞれ捉え方が違います。
私の常識は私が作った常識、あなたの常識とは内容が違っていいわけです。
どちらが正しいのか?
それぞれの言い分があり、尊重できるところもあるでしょう。
違いを認めることで
「そんな風に考えてもいいんだ~」と新しい価値観を知ることができます。
人はそれぞれ違う正義を持っていて
押し付けるものでも
押し付けられるものでのない事を知っていれば
イライラやモヤモヤは激減します!
♫引用 “sekainoowari” 「Dragon Night」 (作詞作曲:Fukaseさん)2014年
最後までお読みいただき、ありがとうございます。