こんにちは。
自分軸を目覚めさせるカウンセラーの川上弘子です。
世界地図には国境という線があり、その線を境にして色づけしています。
地図や地球儀には国を識別するための線と色が表示されています。
実際にも川、海、山というような地形が国境になっています。
人と人にも見えない国境みたいな線があります。
夫婦でも親子でもその線は絶対必ず存在するものです。
家族であっても一人の人としての存在は別々なのでその線は消すことはできないものです。
にもかかわらず・・・
社会の中には自分の周りに人を集めて線でまとめて色をつけようとする人がいます。
仲良しグループがその代表的な例です。
共通する何かによってグループができてきます。
仲良くなれることって嬉しいことですよね。
子育てのママ友のグループだったり
趣味で始めたスポーツだったり・・・
複数の人が集まってくると
お互いの距離感が微妙に遠かったり近かったりしてきます。
そして不思議なことに、そこで線を引きたがる人が出てくるのです。
気があう人の集まりの中で線を引いてしまうとそこに派閥ができてくるのです。
そんな経験はありませんか?
ひと昔前に流行った歌で
安室奈美恵さん「Don’t wanna cry」という楽曲があります。
ご存知の方はいらっしゃいますか?
この歌の2番の歌詞が当時の私を刺激してきました。
当時の私はママ友のグループにいたのです。
♫ いろんな顔と心って世界中にあふれてるね
敵味方に分かれて殺し合いをしているね
そういうことでしか確かめ合うことができなくって
愛しい人、大切な何もかも守れなくなるよ・・・ ♫
人を線で囲うことは、味方を作り敵を作ってしまう。
囲われるとそこから脱出することは悪いことのように思ってしまう。
そして本当に大切な人(あなた自身を含む)を守れなくなる。
人は一人一人別々の存在で敵も味方もありません。
個人を尊重することは孤立することではないのです。
一人ぼっちが寂しいと感じて無理してグループに所属することで本当に安心できるでしょうか?
囲われた線の中で自分の気持ちを言えてますか?
私は周囲に話をあわして作り笑顔をしていました。
そんな線に囲われる必要は全くありません。
あなたは一人の人間です!
どこかに所属している○○さんではないのです。
心の境界線は家族であっても持っておくもの!
増してや他人の線に囲われる必要は全くないこと!
家族間でも知らない間に線を取っ払ってしまっている親子や夫婦を見かけます。
こちらのブログ「親しき中にも大事な距離感」を読んでみてくださいね。
♫引用 安室奈美恵さん「Don’t wanna cry] 作詞:Tetsuya Komuro氏
最後までお読みいただき、ありがとうございます。