【お喋りタイム】柳に雪折れなし

こんにちは。

自分軸を目覚めさせるカウンセラーの川上弘子です。

このことわざをご存知でしたか?

日本語のことわざは深いんだな・・と感じています。

この~木なんの気、きになる木~という歌が

テレビのCMで流れていた時に

その映像は太い幹を持つ大きな木が映っていました。

この映像がすごく印象に残っていたんですよ。

それは私自身が大きな木になりたかったからみたいです。

太い幹を持つ大きな木のような人間になりたいと思っていたんです。

だからいつも倒れないように足を踏ん張って生きていました。

逆風にあおられても決してふらつかない強い幹になりたかったのです。

ところが私の木は50年あたりが限界でした。

折れないように強い幹を育てていたはずなのに・・・

次々と飛んでくる障害物に当たって幹は割れてしまい枝は折れてしまいました。

どうやって生きればいいのかわからなくなりました。

自分が信じていた生き方が、もろく崩れてしまったのです。

そんな私は心の勉強をするようになりました。

そして「しなやかに生きる」という方法を教わりました。

しなやか?あまりピンときませんでした。

なんか弱いイメージがするな~と感じました。

「しなやか」について調べてみると・・・

柳に雪折れなし・・・

重い雪がずっしり積もっても柳の枝はしなって折れない

しっかりその重みを受け止めてしなる

そして雪が落ちたり解けるとまた元に戻れる

「これだ!私が目指す生き方を見つけた!」

それまで強さだけを追い求めていた私が

しなやかな生き方を知ることで

物事の受け止め方を変えることができました。

そよそよと風に吹かれている鴨川のほとりの柳を見ると・・・

そんなに強く見えないんですけどね。

障害物が当たってもしなって元に戻れる私でありたい。

「柳に雪折れなし」という言葉を思い出し

「あなたのようにしなやかに生きていくよ!」と心の中でつぶやく私でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。