こんにちは。
自分軸を目覚めさせるカウンセラーの川上弘子です。
私はわんこ2匹と暮らしています。
ペットを飼っておられる方にはご理解いただけると思いますが、彼らはしぐさや眼差しや鳴き方で気持ちを伝えてくれます。
人間の場合はどうやって気持ちを伝えているのでしょう?
ペットよりも伝え方は多く持っているはずです・・・
だって言葉を話せるんですから。
でも意外と言葉で気持ちを伝えることを苦手としている方が多いんですよ。
言葉を使って気持ちを伝える事って難しいものですよね。
声の大きさや高さ、言い方や表情や態度など、言っている内容よりも相手に与える印象で伝わり方に変化が出てしまいます。
特に関係性が近い相手ほど難しい!
例えば、親子、夫婦、兄弟姉妹。
楽しい事、嬉しい事を伝える時は
表情も明るいし、声もイキイキしているので伝わりやすいです。
しかし・・・
近い関係性の相手に対してイライラしていたり、モヤモヤしていたりザワザワしている時は、どんな風に伝えていますか?
どんな表情で?
どんな大きさの声で?
そして一番重要なのが・・・
誰を主語にして言ってるか?
思い出してみてください。
感情的に言ってるわ・・・
ボソボソ言うか、怒鳴るかかもしれないわ
「あなたはね!いつも・・・」
こんな伝え方をすると相手も戦闘モードになりませんか?
じゃあ、イライラは伝えないほうがいいの?
いえいえ!それではあなたの中の潜在意識が疲弊してしまいますよ。
ここを変えてみてください。
「あなたはね!」
→「私はね・・・」
《例⓵》
毎朝遅刻ギリギリのご主人に対して
「あなたはいつもバタバタして!ちゃんと起きてよ!どうせ昨日遅くまでテレビを見ていたんでしょ!」
朝によくある光景です。
これを「私は」を主語に変えて言ってみると・・・
「私はあなたがバタバタと出かけるのを見ると心配になるのでもう少しゆとりを持って出かけれるように起きてほしいわ。だから夜更かしはやめてね!」
これを言われたらご主人はどんな顔になるでしょう?
《例②》
おやつを食べすぎてご飯を食べないお子様に対して
「またお菓子たくさん食べてご飯を残してるじゃないの!せっかくお母さん作ったのに!!」
この場合、あなたならどう言い換えれますか?
「無理に食べなくていいけど、おなか痛いのかな?大丈夫?お母さんはあなたが健康になるご飯を作るからおやつは少しにしてね。」
いかがですか?
お子様の年齢にもよりますが、行動が変わりそうではありませんか?
伝えることで相手の行動が変わってくれたらいいんです。
アイ(I)メッセージといいます。
「私は」を主語にして相手にどうしてほしいかを伝えてみると
「あなたは」を主語にするよりもずっとずっと伝わりやすくなるんです。
これをアイメッセージといいます。
アイメッセージで伝えると相手を責めているように聞こえないので受け取ってもらいやすくなります。
私たちはせっかく言葉を話せるのですから
気持ちのいい使い方ができるようになれたら幸せになれそうな気がします。
使い方を間違えなければ言葉を使ってちゃんと気持ちを伝えれますよ。
近い関係性の人にも言葉で気持ちを伝えてみようって思うようになってもらえたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。